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STAP 細胞についての記事

2014年8月28(木)朝刊3面 実験22回 兆候なし より

記事の終わり近く、『■悪魔の証明』という見出しの最後の段落が非常に気になる。



 科学研究では、存在の証明はできるが、存在しないことを証明するのは「悪魔の証明」と呼ばれ、極めて難しい。「白いカラス」がいることを証明するには、1羽でも白いカラスを見つければいいが、いないことを証明するには、世界中のカラスを探さないといけないSTAP細胞の再現を試みた研究者は「STAP細胞がないと言い切るには、膨大な無駄な実験をやる必要がある」と冷ややかに見ている。

1つ目。「白いカラス」がいることを証明するには・・と始めたら、「白いカラスを1羽でも」と続けた方が読みやすい。 2つ目。「見つければいい」は話し言葉。文章の場合は「見つければよい」が適切。 3つ目。「探さないといけない」が特に気になる。誤りではないが、やはり普段使いの話し言葉に思えてならない。 4つ目。「実験をやる」は乱暴な言い方。実際の会話では、「やる」と発言されていたのかもしれないが、文章にする場合は「する」とすべきだろう。以下は改善案。


 科学研究では、存在の証明はできるが、存在しないことを証明するのは「悪魔の証明」と呼ばれ、極めて難しい。「白いカラス」がいることを証明するには白いカラスを1でも見つければよいが、いないことを証明するには、世界中のカラスを探す必要があるSTAP細胞の再現を試みた研究者はSTAP細胞がないと言い切るには、膨大な無駄な実験をする必要がある」と冷ややかに見ている。





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