SSブログ

日曜版 松本清張と小倉についての記事

2014年8月31日(日)日曜版2面 不遇の中 燃やした向学心 より

日曜版は同じ記者が書いているらしく、同じような読みにくさが毎週目につく。今回は2面最初の段落に気になる表現がある。




 息苦しさから逃れた解放感に深呼吸をしていた。作家の足跡を多彩な資料でたどる松本清張記念館(北九州市小倉北区城内)を出て覚える安堵は、ここが訪れる者にある種の緊張を強いるからだろう。圧巻は館内に鎮座する、清張が最晩年まで創作に没頭した家屋そのものだ。直木賞選考委員に名を連ねた1961年から30年余り住み続けた東京・高井戸の居宅の一部が正確に復元されている。


「ここが訪れる」という言い方は読みにくい。「ある種の」は前のひらがなに続くと読みにくくなるため、極力避けた方が無難。「訪れる」と言ってあれば、「ここ」を省略しても意味は通じると思う。以下は改善案。




 息苦しさから逃れた解放感に深呼吸をしていた。作家の足跡を多彩な資料でたどる松本清張記念館(北九州市小倉北区城内)を出て安堵を覚えるのは、訪れる者に一種の緊張感を強いられるからだろう




縦書きには、ウェブページで縦書きレイアウト を利用させていただいています。

ホームページ別ブログ もご覧ください。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。