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火災旋風についての記事

2014年11月2日(日)朝刊21面 (くらし 教育面) 左上 火災旋風を再現して分析 より

以下の文がある。





 この実験で再現したのは、炎が渦を巻く「火災旋風」と呼ばれる現象だ。火災旋風は、1923年の関東大震災の時に、4万人が逃げ込んだ陸軍被服廠跡地(現在の東京都墨田区)で発生し、約38000人の命を奪ったことで知られる


「火災旋風は」という主語と「発生し、・・知られる」という述語の間が長すぎ、文意を読み取りにくい。多少ニュアンスが変わるが、以下のようにした方がすっきりすると思う。





 この実験で再現したのは、炎が渦を巻く「火災旋風」と呼ばれる現象だ。1923年の関東大震災4万人が逃げ込んだ陸軍被服廠跡地(現在の東京都墨田区)で火災旋風が発生し、38000人の命を奪ったこと知られている


他にも、後の方に以下の文がある。





 研究室ではガス爆発の研究にも取り組む。水素などの可燃性ガスを使って実際に爆発を起こして、1秒間に1万枚以上の写真を撮影できる高速カメラを利用して、炎が燃え広がる様子を記録し分析している。


「て」があることで文が幼稚になる。カメラが写真を撮影するものであるのは自明なので「写真」は不要。「炎が燃え広がる」も冗長。「高速カメラを利用して記録し分析」と言うと、カメラで分析もできるように読めてしまうのが気になる。以下は改善案。





 研究室ではガス爆発の研究にも取り組む。水素などの可燃性ガスを使って実際に爆発を起こし、1秒間1万枚以上も撮影できる高速カメラを利用して炎の広がる様子を記録し分析している。


「以上」としたのは漢字が連続して読みにくくなるのを避けるためです。



縦書きには、ウェブページで縦書きレイアウト を利用させていただいています。

ホームページ もご覧ください。


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