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寄稿記事「地球を読む」 「植民地統治」 複雑な実情

2016年2月14日(日)朝刊1面から2面にかけて 寄稿記事「地球を読む」 『植民地統治』 複雑な事情 より

読売の記者が書いた記事ではなく、寄稿記事なのだが、今回は特別。記事の内容自体は充実しており、賛同できるのだが、最後の方に読み違えを起こしかねない書き方があったので挙げておく。



 国際連盟には毎年報告書を提出せねばならず、日本人はまじめにパラオの生活水準向上のための努力を続けた。パラオでの親日的な感情の起源はここにあるのだろう。
 国際連盟委任統治地域として、非軍事化の原則の下で生活水準向上に尽力したパラオと朝鮮半島、そして台湾では意味合いが大きく異なる。従って、植民地統治全体を謝罪したり、擁護したりすることは困難かもしれない。


日本は植民地として統治したパラオで生活水準向上に貢献したが、朝鮮半島での統治は少し異なった、という趣旨の記事であることからすると、上記の区切りではパラオと朝鮮半島は同じ、と読めてしまい、おかしいと思う。以下の方が全体の趣旨に沿うのではないか。










 国際連盟委任統治地域として非軍事化の原則の下で生活水準向上に尽力したパラオ、そして朝鮮半島、台湾では、意味合いが大きく異なる。従って、植民地統治全体を謝罪したり、擁護したりすることは困難かもしれない。





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