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衆院選改革についての記事

2016年3月24日(木)朝刊4面(政治面)右上 衆院選改革 公明の歩み寄り焦点 / 定数配分 議長「大規模調査で」 より

記事の中ほどに変な文がある。文中の「国調」は「国勢調査」の意味。



大島氏は20年国調案が念頭にあるとみられるが、会談後の記者会見で、10年国調案も「考え方の中に含まれる」と否定しなかった。
 大島氏は、制度の安定性の観点から簡易調査である15年国調に基づく導入に否定的な考えを示した。これは公明党が主張していた。自民党内では、「大島氏が15年国調を否定したのは、公明党が自民党案に歩み寄れるようにするためだ」との見方が出ている。


記者は「念頭」の使い方を知らないらしい。「安定性の観点から簡易調査で」も区切りがないとおかしい。「これは公明党・・」はどう読むべきなのか。政治記事とは思えないほど拙劣な文。以下は改善案。



大島氏は20年国調案を念頭に置いたとみられるが、会談後の記者会見で、10年国調案も「考え方の中に含まれる」と否定しなかった。
 大島氏は制度の安定性の観点から、簡易調査である15年国調に基づく導入に否定的な考えを示した。公明党の主張と同じだ。自民党内では、「大島氏が15年国調を否定したのは、公明党が自民党案に歩み寄れるようにするためだ」との見方が出ている。


厳密には、「これは公明党が主張していた」は過去形なので、「公明党が主張していたことと同じだ」と修正した方がより正確だが、文字数が増えてしまうので、上記で可と判断した。



縦書きには、ウェブページで縦書きレイアウト を利用させていただいています。


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