都心に「ソ連領」 という記事

2014年9月20日（土）夕刊トップ記事　都心に「ソ連領」 より

中ほどに以下の文がある。

　冷戦時代に超大国として米国と世界を二分したソ連は崩壊によって15の国に分かれ、各国は資産分割について話し合った。その結果、94年12月、大使館や国営航空会社の事務所など外国にあるソ連の資産と債務のすべてをロシアが引き継ぐ協定が結ばれた。
　だがウクライナだけは署名した協定を、議会が批准せず、ロシアへの資産引き渡しに今も反対している。

最初の段落の第1文、第2文とも、最初の部分に区切りがなさすぎる。その次の段落は区切りがおかしい上に語順も気になる。以下は改善案。

　冷戦時代に超大国として米国と世界を二分したソ連は、崩壊で15の国に分かれ、各国は資産分割について話し合った。その結果、94年12月、大使館や国営航空会社の事務所など、外国にあるソ連の資産と債務のすべてをロシアが引き継ぐ協定が結ばれた。
　だがウクライナだけは、署名した協定を議会が批准せず、今もロシアへの資産引き渡しに反対している。

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