東証の夜間取引についての記事

2014年7月31日（木）朝刊1面右下　東証に夜間取引提言 より

2 番目の段落が唐突で不自然。

　東京証券取引所の株取引の時間拡大について考えてきた有識者研究会は30日、午後9時～11時を軸とする「夜間取引」の実現の可能性を検討すべきだとする報告書をまとめた。東証の株式の取引時間は、ニューヨークやロンドンなど世界の主要市場に比べて短く、このままでは存在感が低下しかねないためだ。東証は今後、独自に投資家などへの意向調査を行い、早ければ秋にも判断を示す考えだ。
　反対意見は根強く、実現するかどうかは見通せない。
　東証が研究会に提示した試案によると・・以下略

一文のみの独立した段落である上、前の段落には反対意見について何も書いていないため、唐突な感じになってしまう。「しかし」を入れるべきだろう。ただし、そうすると3行になるので、2行に収めたいなら以下のようにする方法がある。また、前の段落も下記太字のようにした方が読みやすくなると思う。

　東京証券取引所の株取引の時間拡大について考えてきた有識者研究会は30日、午後9時～11時を軸とする「夜間取引」の実現の可能性を検討すべきだとする報告書をまとめた。東証はニューヨークやロンドンなど世界の主要市場に比べて株式の取引時間が短く、このままでは存在感が低下しかねないためだ。東証は今後、独自に投資家などへの意向調査を行い、早ければ秋にも判断を示す考えだ。
　しかし反対意見は根強く、実現するかは見通せない。
　東証が研究会に提示した試案によると・・以下略

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