谷崎賞についての記事

2014年9月2日（火）朝刊13面（文化面）一番下　データで読む谷崎賞 より

最後から2番目の段落に以下の文がある。

　同紙編集長を務めた宮田毬栄さんは、第1回の谷崎賞で選考委員の武田泰淳が、落選作などに触れ「純文学の純粋と美を守ろうとしている点では、他の作品も落としたくなかった」と選評を記したことを挙げ、「谷崎賞の選考には、『文学の純粋と美』を守る精神が貫かれていた」と話す。

「などに触れ」の後に「、」がないのが気になる。その前の「第1回の谷崎賞で選考委員の」も、「第1回で言った」という意味なのか、「たまたま第1回で選考委員を務めた武田泰淳が言った」という意味のか曖昧なのが気になる。逆に、終わりの方の「選考には、」の「、」は、なくてもよいのではないかと思う。語順も少し直したい。

　同紙編集長を務めた宮田毬栄さんは、第1回の谷崎賞で、選考委員の武田泰淳が選評で落選作などに触れ、「純文学の純粋と美を守ろうとしている点では、他の作品も落としたくなかった」と記したことを挙げ、「谷崎賞の選考には『文学の純粋と美』を守る精神が貫かれていた」と話す。

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