「くらし」欄の囲み記事

2015年1月12日（月）朝刊17面（くらし面）左上の囲み記事　展望 2015 / 新しい生き方探して より

後半にある、下記の文が気になる。

　高度経済成長とともに形成された家族のモデル、つまり男性が働いて女性が家庭を守り、子供を育てる形は、90年代初めのバブル経済の崩壊とその後の「失われた10年」、2008年のリーマン・ショックなどがきっかけとなって変わった。
　働く女性は増えたものの、終身雇用制は崩れ、非正規雇用が増えた。男女とも敷かれたレールを走れば幸せな人生を送ることができる時代ではなくなった。

細かいかもしれないが、「男女とも敷かれた」と読めてしまう点、「送ることができる」が冗長に思える点が気になる。以下のようにしたらどうか。

　働く女性は増えたものの、終身雇用制は崩れ、非正規雇用が増えた。男女とも、敷かれたレールを走れば幸せな人生を送れるような時代ではなくなった。

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